どうも明治エラです。
普段映画の批評とか全くしないのだが、今回ばかりは我慢ならなかった次第である。
だいぶ酷評しているのと、がっつりネタバレしているので、同志以外はここで引き返す事をお勧めする。
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忠告はしたからな!!
先日、鬼滅の刃「無限列車編」が地上波初登場したので、映画館に行けなかった私はワクワク気分で視聴を始めた。
ちなみに私はアニメは全話視聴、漫画は16巻から最終巻まで読んだ中途半端に鬼滅の刃をかじった人間である。
という訳で、無限列車編の内容は映画を観るまでは知らなかった。
まあ、映画を観た友達のネタバレ発言や、途中から読んだ漫画でどうやら炎柱の煉獄さんが訳あって殉職したってことは知っていたが。
私のバックグラウンドはざっとこんな所である。
今回物申したい点
そんな私が今回期待して裏切られたと感じたポイントは以下の3点である。
- メイン鬼;下弦の一の成長度合い
- 煉獄さん関連
- 無限列車編のストーリー全般
それではひとつずつ掘り下げて行こうじゃないか
メイン鬼;下弦の壱について
今回の映画でのメイン鬼;魘夢(えんむ)
アニメでは下弦の壱の性格が少し垣間見える程度に留まった。
無惨様の下弦の鬼解体キャンペーンにつき周りの鬼が必死に命乞いする中、鬼の惨殺シーンが見応えのあるものだったこと、無惨様に直々に殺される事に感謝の念を伝えるというサイコ思考がとても魅力的なキャラだと気になっていた。
加えて下弦の鬼4匹を5分程度の尺で殺してしまった事を踏まえて、上弦の壱には死んだ4匹分濃い内容をやって貰わなきゃ割りに合わないだろうと期待値はかなり高かった。
彼ならきっと無惨様の血でかなり強くなったに違いない、他にも彼の戦闘スタイル、過去に何があったのかなど知りたいことは色々あった。
そして彼はアニメ最終話で無惨様に血を分け与えられた後、一体どれほどパワーアップしたのだろうか。
それでは今回の映画で得られた下弦の壱の情報はこちら↓
- 得意な戦闘スタイルは精神攻撃(眠らせて夢を支配する)
- 列車と融合
- 触手
以上である。
サイコ思考な所が魅力だったのに、注目の夢攻撃は煉獄さんと炭治郎以外の鬼殺隊にもどうやったのか知らんがいつの間に解かれてしまっているし、以降は脳死の触手攻撃。
死際は悪夢だ…と呟いて終了。え、これで終わり?過去描写しないの?
これまでのアニメでは、鬼が死際に人間だった頃の過去を思い出すシーン、自分の攻撃スタイルの由縁についての描写が大抵あってこれが見応えあるものだった。
敵ながら鬼に同情する事も多々あって、鬼滅の刃がただの戦闘アニメと一線を画す大きな要因であったのに。
漫画には説明があったのか?触手で時間稼ぐならそこの描写入れようよ。まあいいや、映画のメイン敵キャラなのに背景の説明は無し、アニメ勢の感想は設定がモブ過ぎてクソだった。
煉獄さんの感動シーンはどこ
映画を先に見た友達は皆、「煉獄さ〜〜ん!!」とか言って残念がっていたんですよ。
なので彼はさぞ人望が厚い人で、劇中死闘を繰り広げた末にお亡くなりになるのだろうと見る前から意気込んでいた。
私も映画を観れば、あの友達のように「煉獄さ〜〜ん!!」と叫びたくなる衝動に駆られるのだろうと感動シーンを待っていたが、待てど暮らせど全然来ない。
そうして煉獄さんが何でお前がいるんだよ猗窩座と戦って、致命傷を負わされて逃げられてそろそろ息絶えるところで炭治郎らが号泣すると。
うーん1日2日の短い時間でそこまで人を慕うことが出来るのだろうか。(相手の死を全力で悲しむことが出来るのだろうか。)
煉獄さんが彼らの面倒を見るみたいなこと言ってたシーンはあったが、現時点ではそこまでの絡みはなかっただろう。
回想シーンに出てきた、柱になったと報告しても不貞腐れた態度の父(何があったかは知らない)、弟想い、鬼にはならない強い意志を持ってる、うまい!、猗窩座には負けたが強くて性格が良い人ってのは分かったが、それでは弱い。
その場にいた炭治郎らを筆頭に鎹鴉(かすがいがらす)、その他訃報を聞いた柱の反応を順番に映すシーンも演出が臭えなと思いながら見てしまった。
私はアニメの数コマとこの映画一本では煉獄さんの死を悲しむことは出来なかった。
無限列車編のストーリーについて
100文字でストーリーをまとめると↓
列車と合体強化した触手下弦の壱をやっと倒したら、煉獄さんが急に現れた上弦の参猗窩座に鬼化を唆される。断った彼はこれと戦うが、致命傷を負わされた上に逃げられる。その後はお通夜モードの回想で締め括られる。
なお、もう一度言うが映画のタイトルは『鬼滅の刃無限列車編』である。
漫画読んでないからわからないのだが、猗窩座は無限列車に含まれてる感じ??
そもそも無限列車とは何だ。特に意味は無い固有名詞なのか?
煉獄さんが出てくる話をまとめて無限列車編と言っているならタイトル詐欺だと思う。
ミステリーモノで言う、終盤で初めて出てきた人が犯人だったみたいな。
え、今までの考察意味ないのみたいな。
たしかに約2時間の映画の2/3が上弦の壱@無限列車との戦闘シーンだったが、とんだ茶番劇だった。
なんせ触手のCGで時間稼ぎし過ぎ。
手抜きならもっと上手くやってくれ。
途中から触手モノのエロゲでもやってるのかと思い始めたし、色々不快だった。
一体何を見させられているのだろうか。
漫画も同じく触手祭りなのか?
煉獄さんの手柄が列車の乗客200人を守ったって言いたいが為の長い茶番だとしても、結局トドメを刺したの炭治郎と伊之助だし印象弱い。
結局煉獄さんは、今後のストーリーで出てくる上弦の鬼はめっちゃ強いってのを表すための噛ませ犬役だったって認識で良いのだろうか。
その方がよっぽど煉獄杏寿郎の死を悼む事ができるかもしれない。
あと、一度くらい伊之助の被り物外して欲しかったな。
これで千と千尋の神隠しより興行収入があったからって、そのままクオリティと面白さが勝っていると思わないで欲しい。
これは映画館で観る内容では無かった。なおアニメの2期は楽しみにしている。
以上である。
追記:嘘やろ?!アニメ2期で無限列車編やるん??何のための映画だったのか、作画使い回しできて無駄がないね。
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