どうも明治エラです。
みなさん基本情報技術者の勉強は進んでいますか?
今回は、基本情報技術者試験の勉強法について、合格者が語ります。
もーーーーーーう思い出したらマジで地獄の日々だったわ笑
受かる気がしない方、最短で合格したい方!ぜひ参考にして下さい。
CBT方式基本情報技術者試験のポイント
まず初めに、CBT方式の基本情報技術者試験で抑えておきたいポイントについて挙げておこう。
- 午前試験と午後試験は別日に受験可能
- 問題がPCに出題され、PC画面に回答を入力する
- 午後試験は過去問(筆記試験時代)と選択問題の出題数、配点が違う
良いことも悪いこともあるけど、圧倒的に受かりやすくなったと思います。
次項で詳しく見ていこう。
午前試験と午後試験は別日に受験する
CBT方式では、午前試験と午後試験を別日に受験できる。
1日で受けると5時間かかる基本情報技術者試験を、1回2時間半に分けられる。
この恩恵を受けない手はない。
午前と午後では出題内容が社会と数学くらい違います。
別日に受験すれば、前日の仕上げに使える時間も倍です。
試験日は必ず分けましょう。
CBT方式を想定した勉強をする
午前試験
午前試験は過去問から7割出るという伝統があります。
とにかく過去問を解きまくりましょう。
このサイトが神↓
電車に乗っている時、家でゴロゴロしている時もいつでも解けます。
初めから過去問は厳しいと感じている方は紙の参考書で先に満遍なく知識を入れる事をおすすめします。
計算、論理回路がマジで無理な方へ
勉強を始めて早々に出来る気がしないと思えてきた…そんな方は多いのではないでしょうか。
過去問でも参考書でも、大抵、しょっぱなに2進数とか、論理回路が出てくるんですよね。
ただでさえ苦手意識持ってるのに、まさにその苦手意識の根源みたいなのを初めに勉強しなければいけないとか、拷問でしかない。
そんなあなたに救いの手を差しのべたい。
必ず1問出る=1問しか出ない
論理回路は80問中必ず1問出題されます。
逆にどれだけ勉強しても1問しか出ません。
→捨て
論理回路で確実に点を取るために勉強する時間を考えると、コスパが悪すぎる。
午前試験は48/80問解ければ合格です。
つまり32問は間違っても良い。
論理回路の1問捨てた分、他の暗記系覚えてた方が遥かに点数稼げます。
でも、論理和(=AND)論理積( =OR)の意味と使い方はしっかり覚えておきましょう。
午後でガッツリ出題されます。
他にも計算系は結構出てきますが、何度も解くうちに出題の型が分かってきます。
数をこなしましょう。
これは耐えるしかない。
\\\\\論理回路は捨てても、他の計算問題は捨てないで下さい!!!!/////
そんな感じで過去問を560問(=7回分)くらい解いていけばかなり実力が付きます。
そして同じ問題がそのまま別の年度で出題されている事がよくわかります。
午後試験
「午後試験は難しい」でも、何度も解けば段々と耐性がついてくる。
とにかく2週間前から過去問に手を付けましょう。
過去問で言う第1問、第2問〜第7問は、ほぼ国語の問題です。
午前試験の文章題と、問題をよく読めば解ける問題です。
絶望しなくても大丈夫。
第2問〜第5問は何を選択すれば良いか
第2問〜第5問は4問出題される中から2問を選択します。
出題範囲は
- ハードウェア・ソフトウェア
- データベース
- ネットワーク
- ソフトウェア設計
- プロジェクトマネジメント
- サービスマネジメント
- システム戦略
- 経営戦略・企業と法務
上段から3問、下段から1問がランダムで出題されます。
おすすめの勉強法は、上段から2問を選んで、下段は全て勉強することです。
下段は言わば国語の問題です。サービス問題です。試験当日は絶対回答したい。
上段から3問やった方が勉強範囲は一見狭まりますが、上段は習得に要する勉強時間が長いので、やはり上段から2問、下段は全て勉強が良いです。
上段の2問は何を選択するか。
- ハードウェア・ソフトウェア
- ソフトウェア設計
以上!
第8問〜データ構造及びアルゴリズム〜
これはクソ。
私はこれの対策に1番苦労しました。
何からやればいいのか、
①表記の仕様を知る
とりあえず、基本情報技術者試験の問題用紙に書いているアルゴリズムの表記の仕様を見て、読み方を知ります。
②とりあえず問題を解いてみる
次に適当な過去問をとりあえず解いてみます。
…まあ、わからないですね。
“目は通した”レベルでも今は大丈夫。
③アルゴリズムを理解する
解説に載っている正解のアルゴリズムを全部紙に書き写し、1行ずつ処理を理解していきます。
1行ずつ、//コメントを書いていきます。
//AにBを代入 とか
アルゴリズム中に出てくる変数を書き出して、それぞれの変数名の意味と、目的を理解します。
変数名は大抵英語の略称です。何の略か分かっただけでも理解が進みます。
YouTubeにも過去問の解説が上がっていて、分かりやすいです。
④ ②③の繰り返し
この作業を繰り返し行うことで、アルゴリズムの引き出しが増えます。
過去問と全く同じアルゴリズムは出題されませんが、例えば「繰り返し」や「数の入れ替え」のアルゴリズムは何度も出てくるので、型がわかってきます。
数をこなせば、ちゃんと実力は付きます。
頑張れ!!!
独学で本当にわからない方は、参考書の利用をおすすめします。
最後の選択問題は第11問一択
選択問題は何を選択しようか迷っている方は表計算を選択しましょう。
1番簡単です。
第11問(旧では第13問)では表計算とマクロが出題されます。
表計算
前半の表計算はこのデータが欲しい時、どこのデータを参照すればいいかな?その時は何の関数を使えばいいかな?っていう問題です。
表計算はExcelを日本語にしたみたいな感じ。
ただ、Excelではないので、試験問題には表計算の仕様と関数の説明書きが載っています。
なので関数を覚える必要はありません。
これはチート。
ただ、私は関数の説明書きが分かりづらかったので、もっと噛み砕いて理解できるようにノートにまとめました。
過去問を解いてみて、躓いた関数はしっかり理解しておきましょう。
マクロ
マクロの表記の仕様は第8問のアルゴリズムと同じです。
第8問のアルゴリズムと同じ方法で繰り返し解けば、実力が付きます。
正解っぽいのを選べば、当たるようになります。
マクロに恐怖意識を持っている方は、参考書で丁寧に勉強するのもおすすめです。
午後対策の注意点
冒頭で挙げたように、CBT方式は問題から解答までPC画面で完結します。
そのため問題文にマーカーを付ける機能はありますが、問題用紙に直接書き込むといった事ができません。(別途計算用紙が配布されます。)
この方式で本番解けるよう、過去問を解くときは問題文に書き込まず、計算用紙を別途用意して解くようにしましょう。
目指したい正答率
午後試験も6割合格です。
裏を返せば4割は落とせる。
そこで目指したい設問別正答率はこちら↓
- 第1問→8割
- 第2問〜5問→7割
- 第6問→5割
- 第7〜11問→6割
第6問のアルゴリズムと第11問のマクロは難しい上に点数配分が高いので、最低5割は欲しいし、他の問題は落としたくない。
けど、これならいけそうな気がしませんか?
最後に
何とか合格出来ましたが、午後試験の前日になっても本当に受かる気がしませんでした。
これまでアルゴリズムもマクロも新しい過去問を解くたびに意味不明だったし。
前日までそんな状態であっても、意外と本番に勘が冴えたり、たまたま相性の良い問題に当たることがあります。
最後まで諦めずに、がむしゃらに頑張って下さい。
勉強は裏切らない!!!!
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